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駄菓子、文字を書く

現役大学生が語ったり、発信したり何でもありなブログです

温室育ち

僕は、生まれてこの方、いわゆる温室育ちである。

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何不自由なく暮らし、大学の学費も奨学金など一切借りず、親に出してもらっている。

休学に関する費用も、僕のワガママなのに大部分を親から出してもらう予定だ。

もちろん、とても感謝している。

世間では、貧乏だったり、何かしら不幸な状態から、のし上がる人は「凄い」と思われる傾向にある。

そして、そう思うのは当然である。

だが、例えば東大に合格する例として2パターン考えてみよう。

①小さい頃から私立の有名校に通い、東大に現役合格。

②物心ついた頃から貧乏で、2浪しながらも独学で東大に合格。

どちらの方が、凄いだろうか?

答えは、「どちらも凄い。」である。

しかし、どちらの方が人々の感動を呼ぶかといえば、間違いなく後者であろう。

人間というのは、どれだけ苦労してその結果に辿り着いたかに注目しやすいからだ。

 

貧乏という点では少し異なるが、ビリギャルも分かりやすい例である。

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文庫)

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「元ヤンで偏差値30から慶応に現役合格」

なんと素晴らしい響きだろう。

いや、もちろんこの話は素晴らしいと思う。

何なら僕も受験生の時にこれを読んでモチベーションアップしてた。

しかし、ふつう世間では小さい頃から努力して慶応に受かっても、別に取り上げられることはない。

 

分かりやすい例として、今回は学歴を例にだしてこの話をしたが、

学歴だけに限らず、人間は苦労してきた人をより凄いと思う部分があるのは、

あくまで僕の考えとしては、ほぼ間違いないと思っている。

 

僕は生まれてから温室育ちである。

もちろん両親に感謝しているし、貧乏な生活なんて考えられない。

けど、何故か苦労してのし上がった人は、羨ましく見えてしまう。

我ながらクズだと思う。生きる上で苦労していないからこんなこと言えるのだから。

こんな事をいちいち気にしてしまう自分の小ささに何とも言えない気分に浸りつつ、

でも、多分こういう事を思っている人は世の中に多いのではないだろうか?とも思う。

承認欲求の成れの果てである。